2017年 12月 1日
当院に腰下肢痛で12年前から通院されている患者さんが、11月に100歳を迎えられました。写真は100歳の写真です。
来院時には痛みとしびれで50ｍで休む状態でしたが、硬膜外ブロック、神経根ブロック、膝関節内注入で100ｍ以上も歩けるようになり、10年近くバスで通院されていました。現在でも、筋力低下は見られるものの、手押し車で外出も可能で、自宅での生活も自立されており、自分のことは自分でできています。神経ブロック治療により、寝たきりを予防して健康寿命を延ばすことができていることに、医療者として大きな喜びを感じています。今後も末永く健康で生活できることを希望しています。
また、腰下肢痛、膝痛、帯状疱疹神経痛の男性患者さんも同月に96歳を迎えられました。バス停まで歩くことも困難でしたが、当院の治療により、現在は自宅から歩いてバスに乗って元気に通院されています。
神経ブロックは高齢者の健康寿命の延ばして寝たきりを予防できる治療法です。
